"中古投資用ワンルームの問屋"として4年前に独立し、メキメキを頭角を現してきている日本クリード(東京都文京区)。 「あなたの不動産売ってください」という新しい営業スタイルを武器に成長を続けている。今後の展開を大関真悟CEOが語る。
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日本クリードは「不動産売ってください」と80万件リストに営業
▼亀岡「日本クリード」という社名ですが、何をする会社なのでしょう。
▼大関
過去に開発・販売された投資用区分所有マンションを所有者から仕入れ、約150社の 不動産販売会社に販売しています。買い取り再販ではなく、当社は売主を集めてきて 買主と結び付ける仲介の立場です。いわば、中古ワンルームの卸業といったところです。 今年6期目になりますが、月100件ペースで販売しています。
▼亀岡
月100件とはたいしたものです。その秘訣は。
▼大関
ポイントは販売の方ではなく、売却希望物件の仕入れにあります。投資用マンションの 販売業というと、販売担当営業マンが電話にかじりついているイメージがありますが、 日本クリードの場合電話をかけまくっているのはむしろ売り物件情報の仕入れ担当者です。 仕入れ担当が27人に対し、販売担当はごくわずかしかおりません。また、バックオフィス 業務をこなすスタッフが50人います。以前は不動産購入というと、「契約は大安吉日に、 家族そろって」というのが一般的でした。今は、まったく異なります。当社の営業社員が 話をまとめると、それをベルトコンベヤーに載せる要領でバックオフィススタッフに回します。 その間わずか15分程度・このスピードも、月100件の秘訣です。
▼亀岡
「不動産がパンのように売れる」といった状況ですね。御社が「売りませんか」と 依頼するのはどのような物件なのでしょうか。
▼大関
旧マルコーに代表されるバブル期に大量供給されたワンルームマンションです。 これらを購入した物件所有者約80万人の謄本データを集めました。このリストに ダイレクトメールや電話等で営業しています。
▼亀岡
当時は投資用ワンルームが飛ぶように売れましたからね。無理に購入し、 結局もうかっていない投資家も大勢いるのでしょう。
▼大関 営業マンにゴリ押しされ、無理矢理買わされた人も多かったようです。このビジネスを 始める前に投資用ワンルームの所有者と話す機会があったのですが、「持ち続けたくない」 と嘆いている方が複数いらっしゃいました。これは氷山の一角なのではないか、 もっと多くの方が実は手放したいと思っているのではないか、と考えたのが会社を 立ち上げたきっかけです。
